さてと、せっかく行ってきたので、忘れないように写真もたっくさん載せていこうと思います。10月上旬に消化しなければいけないらしい夏休みをとり、あそこへ行ってきました。
長野県の上高地!!!!ずっとずっと行きたかった場所なだけに早朝にも関わらずテンションがあがるわけです。日程的には、10/5の金曜日の早朝から上高地バスターミナルを出発して涸沢まで、涸沢にてテント泊をして、10/6の土曜日に、涸沢から奥穂高山頂を目指し、折り返して、涸沢に戻り、テントを片付けて、涸沢から河童橋まで一気に下るという強行突破にも無理があるきつきつの日程。
調べてみると、本来のこの工程は、ペースアップの場合で可能な日程であり、本来、普通のペースで行く場合だと、2泊3日が普通だそうです。終わってからこの事実を知るという。結論から、言うと、無事にこの日程こなすことができました。
テント泊では、ごつごつの岩の上に、テントを張るというレベル高めということもあって、コンパネってゆう板を借りれたものも、斜めったままの設営になってしまい、ペグも石の上なので、させず。なんか、わたしはただ見ているしかできず・・ゆうさんに任せきりにしてしまいました、ごめん。わたしも1人でテント張れるようにならないと。
文章ばっかでもつまらないから写真あげてこっか。
pic 河童橋から絶景ゼロ
pic 早朝6時くらいだっけ?笑顔やねぇ
pic もういっちょ河童橋からの景色
このときはこの先待ち受けていることも知らずだったからなぁ、既に標高が高めなこともあってちょい寒めでした。ホテル宿泊の人と登山客とほんとに2極化してました。
pic 徳澤ロッジ
pic 早朝からソフトクリームを食べるだんな
pic 内装もおしゃれだった、いつか泊まりたいな・・
徳澤でストーブにあったまりながら山小屋風ロッジに癒されて次なる目的地
横尾に向かって歩き始めました。徳澤から横尾までの距離が地味に長い。けっこう長くて、帰りにここの区間をペースアップで歩いたことはもは幻なんではないかと思います。平坦なのは嬉しいことではあるんだけどね。
pic 横尾に到着。この橋!写真でみたやつ。
pic ここまで3時間歩いてきたけど本番はここから
pic 緑とマッチしてます
ここでお昼を食べます。わたしは、つぶれたサンドイッチ、だんなは、なんとか形状をもちこたえたおにぎり。ここも反省点だけどもうちょっとたべときゃよかった。一息ついていざ。テント場の状況も読めなかったので、そこまでのんびりもできていないのが今回の登山。時間との闘いです。
pic 途中の本谷橋。橋と紅葉、いいねぇ
ここで子熊登山とゆう中国人の登山団体集団に会った。あいからずの決めポーズ。さすがです。
pic 荷物の重量が肩にきます・・
pic 紅葉の色づきが濃くなる
pic 雪渓が残っているところがちらほら
pic 涸沢に近づくにつれて何度も振り返ってしまった絶景
こんな感じでひたすら登りの道を歩き、歩き、歩き、重い荷物を背負ってなんとか無事に到着しました。
pic 涸沢ヒュッテからみたテント場
涸沢ヒュッテからテント場までは意外と登り下りがあって息があがるところ。ここは上級者の聖地なんだ、きっと。
pic 手書き感がいい感じの案内板
下2枚は2日目にとった写真。
pic モルゲンロートと涸沢ヒュッテ
pic 涸沢ヒュッテのテラス、雨でびしょびしょ
迎えた2日目。5時30分前に支度を済ませて出発。天気は午前は良好、午後から崩れるので
早めに下山を。と、行く前に、おじさんが教えてくれた。でも早朝なこともあって、モルゲンロートの絶景を横目に荒れた岩場の道を進むという、いいんだか悪いんだかよく分からない気持ちで、でも割と前向きにスタートを切ることができました。
pic 朝5時ちょっと前
だんなが持ってきたカメラで絶景を撮ろうと頑張ってました。携帯で撮るのじゃ全然違うよね。手前が私たちが泊まったテント。奥は、お隣さんの大きめのテント。うらやましかったです・・・
pic こんな感じの岩場を登っていきます
pic 日が昇ってくるごとに変わる景色、最高(*^^)v
pic ゆうさんと紅葉と山と
そして、やってきましたザイテングラート。思われる場所。これから、緑がまとわりつているあの岩場を登っていく。同じタイミングで登ってる人も、下山してる人も、きつそうだったけど、わたしが一番きつい顔してたと思う。ここの中腹あたりで、心がぽっきりと折れて、大声でもう帰りたいーーー!と叫ぶ荒れよう。原因は、食不足でした。お菓子食べて、栄養バー食べて、なんとか満たされて、歩きだすことができた。まじで食べ物大事。叫んですみません。荒れてすみません。立て直した自分えらいぞ。
pic これを見て愕然とします
pic ヘルメットつけてないと結構危ない
pic 水蒸気が上の方に上っていくのでガスガスしてくる
pic 振り返るとこの絶景。わたしとんでもないところにいる。
pic こんな感じの道。道なのか?
ザイテングラートにびびりながらでもここで引き返す訳にもいかず、ひたすら歩く。歩いて歩いて、なんとか、予定時間よりもちょっと早く穂高小屋に着くことができた。しかし、天気はガスガス絶好調。
pic ぼんやりシルエットが見えるけど分からない
pic 無事に山荘までやってきた
そしていよいよ、奥穂高山頂アタック。ガスガスはなかなか晴れず。見えるのはガレ場だけ。でも目の前の視界は遠くの方まで見ることができたので、それはそれでよかった。昨日から歩いている距離を考えるともう足は疲れてて。でも、一番気が抜けない場所な訳で。滑落したらおしまいみたいな場所が何個もあって。たぶん西穂高よりはましなんだろうけど、だとしても、やっぱり緊張感あふれる訳で。ここで、ある動物との出会いを果たしました!ライチョウ・・雷鳥( *´艸`)可愛かった、こんな場所にあんなのがいるなんて。この時だけはほんと癒された、雷鳥、癒しをありがとう、逞しく生きてください。
pic 凛々しいぞ、雷鳥
pic 途中からもう1羽出現した
pic 無事に山頂に到着!天候荒れすぎて笑っちゃったの図
pic 山頂はこんな感じのところでした
来た道をくだります。途中、穂高岳小屋で、登頂記念に、手ぬぐいを買って、ザイテングラートを下ります。下りも結構大変だった。雨で行きよりも岩場は濡れてるし、時間がかかってしまって、予定時間よりも遅く涸沢に着いた。
pic ザイテングラートよ、さらば。
涸沢に着いたころはちょうど雨も降ってきてて、でもテント片付けて下山しないとだし、わたしがマットとか片付けて、ゆうさんがテント片付けて、無事に撤収が終わり、土曜日でヒュッテも混んでて、ほんとはおでんも食べたかったけど、そこまでゆっくりする時間もなく、パンを食べて、支度して、涸沢ヒュッテを後にしました。またくることあるかなー、今度は、山小屋に泊まりたいかも。あいからずの荷物の重量に苦しめられながらも、ひたすら降りる、下る、降りる。ちょうど登ってくる人のラッシュだったのか、たぶんうちらが一番遅い下山組だったんだろう、土曜日ってこともあって、団体とかけっこう登りが渋滞してた。
ゆうさんが奥穂終わって、涸沢着いたあたりから、頭痛がしていたけど、なんとか解消されて本調子に戻ってくれてよかった。途中の絶景ポイントは逃さずしっかりシャッターしました。
pic 涸沢降りた直後の絶景ポイント
pic 岩場ゾーンを過ぎたところあたり。色が昨日より濃くてきれい。
pic 本谷橋まで戻ってきた
帰りのルートは全く同じだったんだけど、横尾まで戻ってきてから、トンネルが19時で閉まるので、タクシーを予約しないと帰れないとゆうことが判明し。。河童橋まで18時30分に着けるならタクシー出せるよということだったので、トイレをずっと我慢して横尾までペースあげて歩いてたのに、まさかの横尾からもペースアップで行くことになり・・まじか。。って感じで。でも帰れないと困るし、今日の宿もとってるしってことで、ひたすらペースをあげて、歩き続け、だんだん日も落ちてきて、ゆうさんの姿だけは見失わないように、ほんと、からだに申し訳ないくらい、大股で歩き続けて、目標にしていた徳澤ロッジでのソフトクリームを食べて、一息。
人って、めちゃくちゃ疲れたあとに、美味しいもの食べると、笑ってしまうんだね。もう、アイス食べてるだけなのに、にやにやしちゃって。そうとう嬉しかったんだろうね、めちゃくちゃ幸せ感じた。
そのあとは、横尾徳澤間のペースアップのおかげで、少しペースダウンで歩けたけど、徳澤からもまぁ、距離がある、ある。なかなか着かなくて、ついには、日も落ちてしまい、道は真っ暗で、ライトをつけずにはいられない状態に。富士登山とかぶるな・・
でも、おかげでペース崩さず歩いて、歩いて、ひたすら歩いて、無事に、河童橋に到着
そして、上高地バスターミナルに戻ってきた。タクシーに乗ったときは、ほんとに安堵感しかなかった。
そして、駐車場戻ってきて、そのまま予約していたペンションへ、お風呂にコオロギがたくさんいて、お風呂も深くて、けがにはよさそうだったんだけど、あんまり長居も出来ず。
翌朝3日目は、せっかくだしってことで、松本市内を観光。うさうさにおすすめのお店をきいたら、ちょうど松本城近くでそば祭りやってるって言われてきたら、大賑わい。座ってゆっくり食べたかったので、おすすめのお店で信州そば食べた。美味しかった。あと、ジョンレノンが愛したとゆうソフトクリームも。アイスは裏切らない。
pic おススメ蕎麦屋の野麦へ。細麺で美味しかったぁ
pic わたしと松本城
pic だんなと松本城
pic すごい濃厚で美味しかった
pic ガマカエルと私
そんなこんなで帰ってきた。帰りは談合坂まではわたしが運転して、談合坂から先は、だんなが運転して・・わたしの運転している間は、だんなも寝れたみたいでよかったです。談合坂から渋滞祭り。なんとか無事故で、家にたどり着きました。濃厚な3日間の夏休み。ゆうさんと過ごせて楽しかったです。自分の基礎体力をもっとつけないいけないし、テントも反省点たくさんだし、もっと快適な山行ができるといいなと思いました。それでも、いい経験ができたと思う。百名山も達成したい!そろそろ怪我も治ってきたし、次なる山行計画を立てたいところです。